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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

開ける楽しみ

箱や蓋ものには、他の器にない開ける楽しみがあります。
個人的は箱や蓋ものが好きです。

はじめて手にしたときに、中がどうなっているかと、
想像を巡らして開けても、半ば無意識に開けても、
蓋を開けるときの、抵抗感や素材感など、
手から伝わる感触がたまらないものです。

武井順一さんは様々樹種を、
それぞれに活かした箱や蓋もので、
いつも期待を裏切らずに楽しませてくれます。

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波模様菓子器 シナ・モミジ 拭き漆 25,200円
Φ18.5cmH15.5cm

ちょっと懐かしさを憶えるのは、
菓子器という名称と穏やかな丸さと、
しっとりしたシナという材種からでしょうか。
隙間のない合わせで、開けるときの抵抗感が、
精度の高さの裏付けが心地よいです。

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薊紋箱 檜 拭き漆 42,000円
W21.5cmD13cmH11.5cm

全面に施された薊文の彫りは、
檜の良さが活かされていて、
動きがあってスピード感に溢れていて、
重厚感のある魅力的な箱です。

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蓋付き器 楢 拭き漆 25,200円
Φ13.8cmH11.5cm

角のある可愛らしキャラクターに見えます。
硬質感のある楢の肌に残る、
リズミカルな刃の後が、
光の加減で煌めくところや、
手にしたときの丸さが心地良く、
スムーズで安心感のある身と蓋の納まりも、
作り手姿勢が伝わってくる作品です。

「箱や蓋ものは作るのたのしいですね」
「彫り出すときに独特の緊張感があります」
という印象的な武井さんの言葉を、
手に取り開けることで実感できる箱と蓋ものです。

                甘庵


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