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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

漆器日和

秋らしい天候が続く荻窪です。
紅葉はまだまだですが、それでも少しずつ秋の気配になってきています。
皆様のお住まいでは、いかがですか。
既に紅葉が楽しめるところもあることでしょう。

今日から、日常の漆器展がはじまりました。
漆器は多くの方が好ましいと思いながらも、
使いづらい物という誤解から、
日常の器にはふさわしくないと思う方が多いのは、
ぼくに残念でしかたありません。

09urushi135.jpg

手間のかかるのは手仕事に共通する部分ですが、
近代化のなかでも、変わることなく、
昔ながらの手仕事部分が多く、
それはそのまま工程時間となり、
時給計算という乱暴は方法にしても、
手を省かないからこそ価格に反映してしまいます。

09urushi130.jpg
太田修嗣 根来合鹿椀 みずき 23100円@
径13.6~13.2cm 高さ9cm


たとえば椀をみれば、
材種はいろいろですが、
堅木ともいわれる広葉樹で、
下地から仕上がりの塗りまで、
作り手それぞれの工程へ行き着いたのは、
まずは、毎日使うことを考えて、
丈夫で使い心地の良い椀を提供しようとした結果です。

09urushi148.jpg
松室裕重 ケヤキ椀 欅 13,650円
径12.5cm 高さ8.7cm


漆器は木の素地に漆を塗ったものですから、
他の塗装製品と同じに、堅い物には弱いです。
それは使っているときも、洗うときでも同じことです。
箸の文化で生まれた椀ですから、
ナイフやフォークなど金属のカトラリーを、
使って食べたりするのは避けてください。

中性洗剤で柔らかい布やスポンジをつかって、
洗ってください。
手の甲で擦って痛くない素材が目安です。
食洗機は急激な温度と乾燥が、
素地の木に良くないのでさけてください。

その当たりは、荻窪銀花HPの「うつわへの思いやり」の、
「漆器への思いやり」にも詳しく説明してあります。
また、ブログの過去ログにもいくつかあるので、
合わせてご覧いただければ幸いです。

普段使いの漆器

漆器の使い方

器と話す 4 漆器の声

漆器も他の手仕事器同様に、つかってこそ活きてくる日常の器です。
まずは、ご自分の椀から漆器と毎日使う悦びに出会ってください。

                        甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

保温力のある器

サラダが冷たいままで、
おでんが冷めずに食べれるのは、
木が素地の漆器だからこその保温力です。
手持ちが心地よく程よいのも、
木に器に長く親しんでいるぼくらのDNAからかも?
一人でも多くの方に、漆器の使いやすさを、
体験してほしいと思います。

使い易い

軽くてとっても持ちやすいし使い易いからなんでも入れちゃってるーサラダ入れにしたりおでん入れたりしてあっつくならないのも素敵

  • 2009/10/23(金) 20:29:50 |
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  • はぐみ #-
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