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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

使って活きる漆器

木の素地に漆を何度もしっかり染みこますように塗り、
木肌を活かした仕事の漆器は、
木の器を、木の持ち味を活かしたまま、
使いやすくするために生み出された、
基本的な漆器です。

09urushi209.jpg
太田修嗣 鉢茶托 キハダ 6,300円
径14~13.5cm 高さ4cm


特別な下地を施さず、皮膜層の厚みもなく、
残念な仕事のために剥げるような不幸はおきません。
使いもむことで、表面が摺り減り、
ときに素地がでてくることもありますが、
しっかり漆を染みこませてあると、
使いこんで行き年単位で変わる表情は、
陶器が侘びていく美しさと共通した好ましさがあります。

09urushi208.jpg
茶托としては深めのフォルムですが抱え込むような様子は、
取り合わせる碗で温かさを強調する秋から冬のご馳走になりますね。
左:藤田佳三 粉引面取り湯のみ大 5,40円 径7.3cmH10cm
右:光藤佐 粉引マルチカップ径10cm 高さ7.5cm 2,000円


特に日本産の漆を使っていると、
なぜか趣の深さがあって、
しっとりと落ち着いて手に馴染む器に変わっていきます。

09urushi210.jpg
見込み縁にさっと引かれた朱漆がリズムを生み出しています。

頃合いの大きさを深さが、小鉢としていろいろ使えます。
さりげない姿としっかりして塗り仕事が、
お菓子や料理を出会うことで、
急に艶めかしほどの盛り映えをみせます。

木の器は使い出すと、
やみつきになる魅力があります。
簡単に洗え、手入れに手間がかからず、
使うほど味わいの出る来る漆器として、
甘庵のお薦めできる鉢茶托です。

              甘庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

なにげない器です。

お返事が遅れましたが、
嬉しいコメントをありがとうございました。
漆器として選ぶと、少し華のある物や、
晴れの場を意識して選らんでしまうことが多いようです。
この鉢茶托は、器のなかでも裏方に近く、
でも実際には出番も多く、その分しっかりとした仕事を要求されます。
丈夫で使いやすく、飽きのこない事、
盛る物、乗せる器を引き立たせる力がないといけません。
こういう地味な器を上手く使えると、
食卓だより幅広く奥行きのあるしつらえになると、
思っていて、企画展でも橋渡ししていきたいと、
考えています。
oyaji様を悩ませてなら、成功ですね。

そうなんですv-237
うつわを包み込む様なやさしい姿に
大分悩まされたんです(>_<)

朱漆が引かれていたんですね
アップで見ると又いいですねi-179

  • 2009/10/31(土) 12:11:31 |
  • URL |
  • oyaji様 #-
  • [ 編集]

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