FC2ブログ

うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

一番身近な漆器 汁椀/飯椀 #3

今日も、はじめての漆器として椀をお薦めしているお話しです。
椀の使い方として一番身近なのは、汁椀だと思います。
使う機会が多いのですから、漆器のイメージが決まるのも、
この汁椀に大きな責任があります。
それなのに、本来の漆器の良さが伝わらず、
それより、使いにくいという誤解が伝わってしまっていることもあります。

09urushi237.jpg

09urushi238.jpg
太田修嗣 根来合鹿椀 みずき 18,900円
径13~12cm 高さ7.1cm


たしかに、自分のことを思い浮かべても、
なんだかあいまいな椀と出会っていた気がします。
半世紀以上まえの子供のころで、
はっきりと記憶がありません。
同じころで、好きだった絵唐津の湯のみなどは、
しっかりとした記憶があるのですが・・・。
多分、本当の漆器に出会っていなかったのだと思います。

09urushi239.jpg

09urushi240.jpg
松室裕重 筋文椀 栃 12,600円
径12.6cm 高さ6.2cm


大学を卒業するころから、
身近な工芸としての漆器を意識し始めました。
と同時に、片寄っている自分の好みの椀には、
なかなか出会いませんでした。
価格も大きなポイントだったのも要因です。

その後、荻窪銀花をはじめて、
アンテナを広げたのですが、
それでも、気に入った椀を店頭に並べるには、
数年がかかりました。

09urushi235.jpg

09urushi236.jpg
太田修嗣 草文椀 山桜 16,800円
径13cm 高さ7.5cm


毎日使える椀は、
丈夫で飽きがこない手仕事を理解すれば、
納得して買え、使う事で元がとれる価格。
今は、お薦め出来る椀がいっぱいあります。
漆器好きなので、新しい椀に出会うと、
手仕事の数量なので、自分で欲しくなることしばしばです。

09urushi231.jpg

09urushi232.jpg
太田修嗣 根来端反椀 楓 18,900円
径12.5~12.2cm 高さ7.5cm


手にいれたら、汁椀とバンバン使って欲しいのですが、
飯碗としてもぜひ使ってみてください。
ご飯の味がひと味アップしますよ。
陶器や磁器にない軽さ、口当たり、
独特の手持ちの心地良さに味をしめて、
飯碗として探し選ぶ方も増えています。

09urushi233.jpg

09urushi234.jpg
松室裕重 3.9寸椀 ケヤキ 12600円
径11.6cm 高さ7cm


汁椀でも飯碗でも、使う事でこそ活きるのは、
他の器とも共通しています。
使う事で良い感じに侘びることも、
元が取れていくことも、同じです。
手を抜かず作られた漆器にしかない、
心地良さは、間違って漆器のイメージを変えるはずです。
ぜひ手に入れて使ってください。

             甘庵


ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。


にほんブログ村 美術ブログ 工芸へにほんブログ村

人気ブログランキングへ工芸ブログランキングへ

ご協力ありがとうございます。

テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
https://utuwaya.blog.fc2.com/tb.php/1524-d9cd3f71
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)