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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

土色多彩

加藤財さんの急須やポットは、
原則として外も中も釉薬をかけずに高温で焼いた、
普通、「焼しめ」と言われるものです。

精巧に緻密に丁寧に作られた素地が、
漏れず、堅く焼しまっていますが、
冷たさはありません。

作り手の加藤さんの真摯な姿勢が見え隠れする仕事で、
土肌の美しさや、手にした時の滑らかで優しい質感を楽しめます。

09kato359.jpg
左:茶ポットなすび  10,500円
中:白ポット 10,500円
右:茶ポット平  10,500円


その土肌も、よく見れば茶でも濃淡があり、
白でも黄色や赤みやグレーがかったものなど、
少しずつ違います。
それは土肌を、絵付けや釉薬のように、
表情として、加藤さんが工夫しているからです。
似ていても全て形が違うように、
土も5個ぐらいごとに練って少しずつ色を変えています。
金属や色土をいれて調合することで、
様々色土で作っています。

09kato360.jpg

土ですから、フタの裏も、底も、中も、
どこも同じ色土の表情を見せてくれます。

でも色の仕上げは手にした皆さんの仕事。
お気に入りの茶葉でたくさん楽しんでいただけることで、
お茶のタンニンなどが少しずつ表面をコーティングしていき、
落ち着いた肌合いと侘びた色合いの、
ご自分の彩りに仕上げてください。

                甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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