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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

彫りのポット

加藤財さんのきちんとした仕事は、
気穴(フタにある穴)を押さえて注ぐと、
出なくなってしまうほどに緻密に作られています。

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茶細彫りポット 平・瓶子・ソロバン 18,900円

その加藤さんが急須やポットに、
彫りをいれると、通常のやきもの面取りとは、
方法から違い、取っ手や口を付け、
フタ合わせもして、成形を完全にすませてから、
乾燥させた素焼きをする前の生の土ままで彫りだします。
脆い状態ですので、強く押さえることは出来ません。

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茶細彫りポット 砲弾型  18,900円

左手で優しく、でも動かないような加減でつかみ、
右手で静かに根気よく、カリカリっと彫っていきます。
神経を使う細やかで手間のかかる丁寧な仕事を見せてくれます。
これが焼き上がると、その細い稜線は、
しゃきっと、すかっと、実に見事で、
見るものに印象深く刻まれます。

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白細彫りポット 平・丸・樽 18,900円

ぼく個人の感覚では、
やきものですが、彫刻の意味を持つ仕事だと思っています。
個展の時に合わせて作る仕事ですので、
会期中に是非手にとってみてください。

                 甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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