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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

失敗しない漆器選び 1

開催中の「普段使いの漆器」にあわせて漆器選びのお話しです。
漆器の企画展中や、常設の漆器をご覧になるお客様とお話ししていると、
まだまだ多くの方に、漆器への誤解があったり、
自ら隔たりを持った方が多いのは残念でしかたありません。

使い手と漆器との距離はどうして出来てしまったのでしょうか。
たぶん、経験のなかで、
かぶれる、はがれる、色が変わったなどという経験とされてしまったのでしょう。
その点への誤解に対しては、しっかり手を抜かずに作った漆器のお話しを、
水曜日のブログには、かなり書き込みましたが、
長さをみただけで、読むのを挫折しちゃったかたいるかもしれないので、
今日から細切れで、お話しします。

jp381.jpg


うるしは、木の名前だったり、
そこから採る樹液のことです。
木などで作られた素地にうるし塗って、
乾かした物が漆器です。
うるしは、がぶれますが、
乾いた漆は、まずかぶれることはありません。
(アレルギー体質の方でも、そうそうはかぶれないようです)

jp380.jpg


では、どうやったら乾いた漆がわかるか。
信頼のおける店には、乾いた物しかおいてありませんが、
自分で確かめる一つの方法として、
臭う漆器はいけません。
漆器は乾いた物ですから、できたてでも、
漆の良い匂いがもうほとんどありません。
そういう状態でお渡しすることになります。
ですから、店頭にあるときは、
まず臭うことはないはずです。
まして、漆器がずらっと並んでいるときに、
つーんとした匂いがすることなどありません。
いま、重なるようにして、展示してあるこの部屋も、
それらしい匂いは・・・しません。

jp383.jpg


一つの目安として、覚えておいてください。
当然ながら、使い出す前に、米びつに入れる必要もありません。

陶器は米のとぎ汁で煮て、
漆器は米びつ・・・・って、
こういうのって、知って得する知恵のようなのですが・・・??
これらの処理する知恵が、必要ないものを選ぶ知恵を、
知らしめたい物です。

                  甘庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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