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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

張り子の真髄

道楽かん工房の真鍋芳生さんの張り子は、
現代彫刻家だった真鍋さんの立体構成力が、
活かされていると感じることがままあります。

10doll673.jpg
道楽かん工房張り子
立ちびな 4725円 H20.5cm


この立ちひなも、そんな一つです。
簡単な形に和紙を重ねていき、
乾いたところで二つに割って型から取り出し、
テープ状の和紙でつなぎ合わせて、
形をつくるため、複雑な形は好ましくないのですが、
大まかすぎでも、立体としての面白みができません。

10doll674.jpg
女雛は、わずかなふくらみできっちり立体になっています。

そこでいかされているのが、
真鍋さんの彫刻的センスの力量です。

シンプルな形ですが、
男雛が女雛を包み込む、
仲むつまじい造形が、
とても豊かな表現として、
仕上がっています。

10doll675.jpg
後ろ姿も凛々しくて気品があるところも、
じつに真鍋さんらしい仕事です。


色合いも、このひなは、
ちょっとクラシカルで、古典的な気配を、
醸し出しているところも、
良い雰囲気にまとめられているのも、
さすがです。

                 甘庵


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