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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

器選びの基本は? その1

器選びの基本は? その1
手仕事の器を選ぶときに、
量産品より単価が高いので、
慎重にならざるを得ないと思います。

10spring943.jpg
鶴見宗次 手ひねり 白八寸皿 8,400円
径24cmH3.5cm
原口潔 真鍮鍛造サーバーフォーク 3,500円
L18cmD3.6cm


特に、手仕事の器を使って始めようと思われていたり、
まだ間もなかったりという方には、
悩む要素が一杯あることでしょう。

甘庵がお薦めする方法をお伝えしてみます。
器は使うモノですから、
手に入れて使うことを大前提としてお話しします。

10spring941.jpg
鶴見宗次 手ひねり 白大皿 15,750円
径30cmH4.5cm


第一に、感覚的に好きな器を選びましょう。
色でも、形でも、さわり心地でも、なんでも良いのですが、
「これはどこか惹かれる」と言う点がとても大切です。
手仕事の器は顔つきや個性がいろいろです。
なので、ちょうど人との相性のようなところがあります。
お友だちは、選ぶというか自然に心が通じ合うからこそ、
長くつきあっていけるのと、よく似ています。

時に、個性が強すぎて、
ある人には明らかに欠点が、
魅力だったりもすることが良くあります。

10spring940.jpg
白大皿の部分:溶けた木灰が見込みに溜まり綺麗な緑を見せています。
自然に生み出した色合いが、具だくさんの春野菜のサラダ、
春のチラシすし、ピッツァやパスタ、筍をど~んと・・・。
自由に盛りつけるだけで、料理を幅広く抱えてくれます。


好きな器なら、自然と出番も多く、
早く元が取れる事になり、
何度も何度も使っているうちに、
使い方の発見や、盛り映えする盛りつけや、
新しい料理をトライするきっかけになったりと、
器から広がる部分がきっとあります。

10spring942.jpg
八寸皿を重ねることで大皿の大きさの想像がつきやすいかと撮影しました。

また、陶器やせっ器などなら、
使う事で侘びていったり、
しっとりしてきたりと、
使うからこそ、活きてくる、
和の美意識を身近に体験することにも、
なるとおもいます。

10spring945.jpg
たっぷり掛かった灰が溶けてくっついてしまうので、
貝に粘土をいれて浮かして焼いた後が見えます。
数寄者の先人たちは、貝の目あとを喜び、貝高台と呼ぶそうです。


分からないことは、手に入れるお店の方にドンドン聞いてください。
器を橋渡しすることは、器好きのプロであることが基本ですから、
きっと、良いアドバイスをしてくれるはずです。
好きな器との出会いが、
器好きになり、器を上手に使いこなす、
良いきっかけになるとおもいます。

               甘庵


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