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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

器選びの基本は? その2

器選びの基本は? その2
器を選ぶときの目安をお伝えしています。
とはいえ、いつものように甘庵の独断ですが・・・。
器好きとして橋渡しをしているので、
参考になる部分も多いと思います。

10spring952.jpg
藤田佳三 口錆耳付湯呑 2,730円
径9cmH8.5cm
藤田さんの基本の仕事の粉引のカップです。
耳と口に鉄彩を施したモダンさから、
湯呑み以外でも、自由にいろいろ使えます。


一番目に「好きな器を選ぶ」とお伝えしました。
さて、二番目ですが、「色々と使える器選ぶ」ことを薦めます。
少なくとも三通りの使い方を思い興せる器を選んで下さい。
三倍使えて、三倍早く良くなり、三倍早く元が取れます。
三倍使っても、飽きがこない事が大切です。
その意味で、一番目の好きな器を選ぶことが大切になってきます。

10spring955.jpg
藤田佳三 鉄絵粉引片口鉢 3,570円
径11cmH6cm
片口形の盛り鉢ですが、手抜かない藤田さんのこと、
そのほとんどが片口をして注ぎやすく仕上がっています。


さて、「色々使える」は用途が多用なだけではなく、
器がもっている品格が大切だと思います。
ただ多目的な器だと、ちょっと寂しいというか、
器がないから、いろいろ使う・・・仮にそうでも、
品格ある器だと、「色々使える」が「見立てて使う」という、
遊びゴコロが含まれて来ます。
これが器好きには、なかなか楽しいことで、
器への見方や、思いが広がるきっかけになってくれると思います。

10spring953.jpg
ティブレーク仕立てにしましたが、
甘党の方にはスイーツのセットに、呑兵衛なら呑みきり一杯にもみえませんか。


とはいえ、この品格を見極めるのが、難しいですよね。
方法としてたくさん見ることですが、
それより早いのは、やはり使う事です。
もしも、失敗と思われる出会いがあっても、
それは、それで必ず良い教科書になるはずです。
失敗をしないためには、
信頼できる橋渡しのお店を見つけていただくことです。

10spring956.jpg
鍋の取り鉢にも、茶碗蒸しだったかも、
いえ、鉢も匙も器として料理が盛られていたかも。


どんな業種もそうですが、
厳しい状況で工芸店が少なくなってきていますので、
結果、しっかりした思いがあってこそ、
続けられているお店が多くなっています。
余り構えずに、気軽に工芸店を覗いてみてください。
そして、分からないこと知りたいことを、
どんどん聞いてみてください。
器選びのためなら、きっと良いアドバイスを得られるはずです。

                甘庵


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