濃淡や艶の調子程度の差であって、一口に言えば白い器です。
それは、蹴轆轤で挽きだしているロクロ目の表情や、
緩やかな揺らぎを、器の魅力として引きだすには、
有効な釉薬だからです。

マット釉取り鉢 2,800円 径16cm H5.5cm
蹴轆轤の緩やかな回転を活かして引き出した、
優雅な動きのおある器は、たおやかなフォルムをもった、
石もの(磁器)でありながら、
冷たさのない、肌の温度を感じ取れる、
時には、艶めかしく感じる器です。

青白磁丸花器 7,000円
胴径14cm 口径6.5cm H11.5cm
それは、水挽きした動きをなるべく調整せず、
ゆるやかな歪みをいかしています。
高台の削りも、なるべく少なくすることで、
削りだしたのではなく、挽きだした気配を、
なるべく消さないように表現しています。

青白磁飯碗 2,700円 径12cm H6.5cm
ハンドルやツマミなどの細工にも、
共通の感性でまとめていて、
柔らかいままの土味を、
いかした細工になっています。

マット釉浅鉢 5,000円 径20cm H7cm
堅く丈夫な器なのに、
まだ柔らかなままな趣に溢れた器は、
たおやかなフォルムの器です。
甘庵
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