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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

片口の魅力

片口は注ぐための器ですが、
注ぎ口のある姿は方向性があって、
左右が非対称の物が好きなDNAをもっているらしいぼくらには、
器として、盛って見たくなるのは自然なことだったようです。

10nonami_043.jpg
白磁片口 4,000円 径13cm H6.5cm
青白磁杯 2,500円


古くから、見立ての器として使われてきましたが、
現代作り手たちが作る片口は、
はじめから、注いで良し、盛って好しの器です。

10nonami_040.jpg
柔らかなロクロ目の片口ですが、
凛とした品のある姿です。


野波実さんの片口も、
まさにこのタイプの片口で、
野波さんらしく、さりげない形の片口ですが、
酒好きには、注ぐのが楽しい、
美味しく酒を呑める片口で、
料理を盛れば、盛り映えして、
料理の仕上げの役目をきっちりこなす器です。

10nonami_046.jpg
土味を見せる高台の削りと、鮮やかな手あとの残る口点け。

口作りや高台の削りは、
味わい深い手あとが残り、
手にした器好きには、
酒の肴になり、洗う楽しみがある、
甘庵の器選びの基準にする、
「美味しい器」といえる片口です。

             甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

片口には惹かれちゃうますよね。

器だけではなく、建物などでも平安以降から、
非対称が好まれてきているようですよね。
寺院もシンメトリーな伽藍配置より、
非対称な配置になって行くようですし、
身近なところでは、床の間も真ん中にないですよね。
その方が、落ち着くことは確かですよね。
ちょこっとへそ曲がりなDNAなのかもしれませんね。

私、片口が大好きなのですが、
それは非対称をこのむDNAのせいだったのですね。
手取りがよさが写真からも伝わってきます。

  • 2010/04/19(月) 21:55:49 |
  • URL |
  • 花がたみ #FCp7nJFY
  • [ 編集]

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