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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

和菓子のような彩り

巳亦敬一さんが作り出す吹きガラスで、
新スキシリーズなどで見せる明快でシャープな仕事や、
不透明なガラス器で見せる穏やかで柔らな仕事など、
多面な表情を見せてくれます。

10mimata_413.jpg
鉢(そば猪口) ワイレ 3,780円 径9.5cm高さ6.5cm

ガラス作りの引きだした一杯あって、
ご本人も今日はどこを開けようかと、
迷いながら、楽しみながら、
引き出しを選び開けているように感じます。

10mimata_411.jpg
葛でよせた和菓子のように美味しそうな表情みせます。

時に、複数の引き出しを目一杯開けすぎで、
不思議なガラスを生み出す事もしばしばあったと思います。
失敗や期待はずれも多かったかもしれません。
でも、そんなところからは、
かえって次のヒントやイメージが広がっていき、
他にないオリジナルなガラスが生まれて来ました。
お付き合いの長い時の流れの中で、
見てこれたのは、うつわ屋の誇りです。

10mimata_414.jpg
デザートカップ ワイレ 3,727円 径10.5cm高さ8cm

光を包み込んで仄かに明るい不思議なガラスは、
不透明なガラスの魅力を教えてくれました。
それでも初めのうちは、ガラス器として普通に、
洋食器の匂いの強い器でした。

10mimata415.jpg
涼しさはあっても冷たさのない、柔らかな質感をもつガラスです。

まるで和菓子のような彩りで、
「小倉」「抹茶」「葛」というイメージを感じた、
このシリーズの器あたりから、
はっきりと和のガラス器をしての、
表情の器が生まれて来ました。

未だに根強いファンがいるので、
少しずつリピートしてもらっていますが、
光をたたえる素地の色合いは、
微妙に違い、そのたびに「これは素敵」と、
思わせるのも、和の器らしい、
「一期一会」を感じさせます。

              甘庵


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