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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

楕円+せっ器+銀彩

小野寺友子さんの銀彩舟形皿をご紹介します。
極端な言い方になりますが、
この皿は器の要素としては、マイノリティな器です。

10oishii_523.jpg
奥:小野寺友子 銀彩舟形皿大 7,350円 W30.5cmD12cmH4cm
手前:小野寺友子 銀彩舟形皿小 5,250円 W25.5cmD9.5cmH3.5cm


美味し器をテーマにした企画展に並んでいるので、
食べ物にたとえるなら、主食ではなく、
副菜っていう感じでもなく、
珍味あたりかな・・・酒の肴にもいいけど、
ご飯も進む珍味みたいな。

10oishii_524.jpg
左が銀彩舟形皿大、右が銀彩舟形皿小です。

誰でもが、直ぐに手にとる器ではないかもしれませんね。
でも、器好きなら、盛りつけた時の盛り映えを、
イメージしていただける方も多いかと思います。
舟形皿なので、少し深みもあるので、
ソースやタレもOKです。
器の形を活かして、長めの素材や、
三点盛りなども映えます。

10oishii_522.jpg
銀彩舟形皿の大小を入れ子にすると大きさの違いが分かります。

ざっくり仕上げて素地に、刷毛引きの銀彩が、
力強く、からっとした表情に仕上がっています。
釉薬が施されていませんので、
陶器の貫入や、粉引のような変化はないのですが、
銀彩は、薄い金属の膜なので、
使っていくことで、酸化していくことで、
時に窯変のような変化を見せます。
粉引の変化が、器個性とオーナーの使い方によって、
表情は色々に変わります。

10oishii_521.jpg
ザクザクしててキラキラしてて、土っぽくて、
甘庵は好みなんですけど~。


ただ、ガンガン使って、ゴシゴシ洗っていた方が、
変化がゆっくりで穏やです。
使っていただいてこそ、器が活きているのは、
どの器でも同じです。

円形が多い食卓に舟形が、
つるんとして白っぽい釉調が多い中に、
ざっくり黒地いぶし銀の存在は、
良いアクセントになり、リズムを生み出す器です。

                 甘庵


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