うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。
常滑の鉄分の多い原土で調整してある素地を、
還元炎焼成ののち冷却還元して、
黒い焼しめを作り出している鶴見宗次さんですが、
白い土や、素地固めをしたものを、
同じ焼き方をすると、
灰が自然釉のように綺麗な緑に発色します。
白小鉢 2,940円 径13cm H5.5cm木灰の中にわずかに含まれている、
鉄分が、強い還元炎のなかで、
綺麗な緑に発色しています。
この方法から、青磁釉を生み出されていきました。
白鉢 15,750円 径27cm H8cm計算して作ってはいても、
溶け具合や溜まり具合や、
発色の具合も微妙な部分など、
焼き上がりは、全て1つずつです。
良き偶然を引き出すための方法を尽くして、
あとは、全て窯の神様にお任せ・・・。
白平小鉢 3,150円 径15cm H4.8cm 高温焼成の中で木灰はガラス質になり、
ビードロのように溶けて、
雫形になったり、見込みにたまって、
見るからに涼しげな器に仕上がっています。
初夏の美味しい器としてお薦めです。
甘庵
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プロフィール
Author:うつわ屋甘庵
器好きが高じて 器屋の主になり
気が付けば40年が過ぎ
いつまでたっても大人げなく
首をかしげる器の情報には
ついついむきになった物言いになり
器好きゆえとはいえ
いたらないさに反省しつつも
器の魅力を発信できればと
日々つぶやいております
mail:ginka@kan-an.com
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