手ひねりで焼しめの器です。
ロクロで生み出された均一感も、
釉薬も絵もない分、
がっちり焼きしまった土肌の持つ質感や、
手あとの残る力強さがあります。
と、基本がやきもの好き器好きの甘庵の思いで、
お話しをスタートしようと思っていると、
普通の皆様とは大きな隔たりがあるかもしれませんね。

手仕事の器というだけでも、
日常的な出会いが少ないのですから、
毎日の暮らしのなかで、
焼きしめの器を使っていたり、
親しみを持っていらっしゃる方は、
少数派・・・希な方なのかもしれませんね。
それではなお、使って頂ければきっと、
和の文化として先人たちが愛してきた、
土肌の器の魅力を理解していただけるだろうと、
そう信じて、より強くお伝えしてみましょう。

マグ黒 3,150円 径7.5cm H8.5cm
今日ご紹介するのは、手ひねりの焼しめのマグです。
なれるまで口当たりが気になる方おいででしょう。
でも、これ不思議なくらいに気にならなくなります。
土肌なのですが、焼き切っているので、
土っぽさは既に無く、土色した、
あるいは黒っぽい、ザクザクしたガラスって、
言っても良いくらいです。
その口当たりのザラザラ感も、
ガンガン使って、ゴシゴシ洗っていると、
いつの間にか少しずつですが、
滑らかになってきます。

マグ茶 3,150円 径8.5cm H9cm
生焼けの焼しめ無釉の器にありがちな口を付けて使うと、
土っぽい味が残るということもありません。
それは繰り返すようですが、
皿が逆さになってしまうほどに、
限界まで焼き切っているからです。
マイカップとして、
コーヒーからビールまで、
いっぱい使っていただけるマグカップです。
甘庵
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