うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。
やきものは、水との相性は良いのですが、
特に焼しめは、水を得ることで、
抜群の演出効果を発揮します。
深鉢 10,500円 径19.5cm H10cm鶴見宗次さんの手ひねりで焼しめの器は、
手あとが残る1つずつの形で、
自然界の岩のような表情と存在感があります。
小さな水面が涼感を呼びます。蒸し暑くなってきました。
夏の器のお約束通りに、
鶴見さんの大振りで深さのある鉢を、
たっぷり水にくぐらし、水をはってみれば、
しっとり活き活きとして、
涼やかで清々しく、
見て使うぼくらの心まで潤します。
土肌もしっとり涼しげになります。水をはり、葉を添えることで、
イメージだけでも、
体感温度が2度下がる気分になります。
料理も同じです。
しっかり水を貼った後に、
水気を残す程度にして・・・。
和の料理人は、
乾いた布ではなく絞った布で拭くと、
伺った事があります。
潤い肌に盛りつけしてみてください。
きっと不快指数の高い時でも、
涼しげな食卓を演出できると思います。
甘庵
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プロフィール
Author:うつわ屋甘庵
器好きが高じて 器屋の主になり
気が付けば40年が過ぎ
いつまでたっても大人げなく
首をかしげる器の情報には
ついついむきになった物言いになり
器好きゆえとはいえ
いたらないさに反省しつつも
器の魅力を発信できればと
日々つぶやいております
mail:ginka@kan-an.com
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