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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

涼感あるソバチョコ

暑くなってくると、元々が麺喰いな甘庵、
冷たい麺を食べる頻度があがります。
当然ソバチョコの出番が多くなります。
そんな連想から、涼しげで、
多用な使い回しにも力強いソバチョコをご紹介します。

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稲垣明子 結晶釉猪口小 3,000円 径8.5cmH6cm

まずは、稲垣明子さんの結晶釉ソバチョコ。
釉に溶けて、呉須が流れる文様になった、
涼しげな色合いと姿です。
ソバチョコ以外に使う時には、
モダンな気配もあるので、
ソーサーと組み合わせれば、
盛りつけの巾も広がります。

10cool312.jpg
左:光藤佐 白磁ソバチョコ 3,000円 径9cmH5.6cm
左:山口利枝 白磁ソバチョコ 3,000円 径8cmH6.7cm


対して、ベーシックな白磁のソバチョコを2種。
光藤佐さんの白磁ソバチョコは、
骨董の中にあってもおかしくない気配を持つ、
シンプルな姿なのに和の器の重厚さをもっています。

一方の山口利枝さんの白磁イッチンソバチョコは、
イッチンの胴紐が新鮮な表情を生み出していて、
様々な食材を盛りつけて見たくなる、
若々しく爽やかなソバチョコに仕上げています。

使い勝手のよいソバチョコは、多用に使えて、
いくつあっても嬉しい日常の器です。

                甘庵



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