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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

西川さんの吹きガラス

西川さんの吹きガラスからぼくが感じることに、
次の三つのことが上げられます。

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【異国の香りがあるガラス】
ばくは、西川さんの作り出すガラスに、どこか異国の香りを感じます。
西川さんは、瀬戸内での造船の仕事から思い立って、
沖縄でガラスの技を勉強したそうです。
こうした経歴からの影響に加えて、現在のアトリエは瀬戸内は三原市です。
海に程近いところに住んでらしゃるのも、
何か外を向いたスタンスで仕事をしていると、感じさせてくれるのかも。

【材質感を引き出す】
西川さんの仕事は、ガラスでありながら冷たさのない肌合いです。
その上、重量感があります。
ガラスとして特別でない素材ですが、品格がある姿と表情をもっています。
それが西川さんの作り出すガラスの魅力です。
その中に、ぼくは異国の匂いが感じます。
和食器とはどこか異なる香りを持っているように感じます。
沖縄でガラスの技術を習得したこともあって、
琉球ガラスの始まりのように、再生ガラスで作っても、
それがコーラの瓶やビール瓶だったとは想像しにくい、
鮮度の高い上質の表情を引き出しています。
ハイカラな味付けや懐かしい異国が感じられる不思議さがあります。
色使いや、ディテールや、フォルムからは、
ガラスの技術が伝わった頃の気位が感じられます。
ビールもワインもハンバーガーもパスタも今は当たり前の物になり、
異国を感じる事は少ないほど、身近になりました。
同じように伝わってきたグラスがいつのまにか、
おまけにもらう物と化しているのは、
豊なのかどうかと、考えてしまう現状です。

【懐かしい香り】
作り出す器のアイテムにも、エキゾティックな匂いがある物が多く、
ぼくらに身近になって生活にとけ込んだ、異国の料理を受け取り、
引き立てる華やかさと使いやすさを持ち合わせています。
ビールの酷を味わえ、デザートを華やかに盛り映えさせる。
そこには懐かしい異国の香りがあります。
  
さて、手に取った皆さんはどんな風に感じることでしょう。

          甘庵

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