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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

暑中お見舞いに涼しさをお届けします

今日の予報も猛暑日になりそうです。
夏は暑くて仕方ないことですし、
また暑くないと世の中も回らない事が多いのですが~、
しかし、ついつい口からは「暑い」という言葉が、
お客さまがおいでになるたびに、
「暑いですね~」と芸のない挨拶しか出ません。

それでも、銀花の店内に入られると、
エコ設定の空調にもかかわらず、
並んでいる荒川尚也さんのガラス器をご覧になって、
「涼しそう」「涼しげでいいですね~」などと、
目から気持ちだけは一気にクールダウンして頂けている様子に、
店主としては、大いに嬉しくなっております。

10arakawa619.jpg
モールクラック鉢 29,400円 径20cm H10cm

ブログをご覧頂く皆様にも少しでも、
この涼感を共有してもらいたく、
今日も思い切り氷のような器を選らんで、
ご紹介してみます。

10arakawa620.jpg
氷の塊から削りだしたような鉢です。

少し肉厚につくられたガラス鉢の縁は、
熱いうちに急冷することで、
割れやヒビを意図的にいれて、
その後でもう一度、適度に溶かして一体化して、
使う時に角が無く、ヒビもあとだけ残し、
しっかりくっつけています。

10arakawa675.jpg
縁は熱いうちに折り重ねるようにしたのち急冷して・・・バリバリ!!

それは、まるで氷から生み出された器。
誰でもが涼感をイメージします。
といいながら、四季のある日本で育っていてこその、
無意識のうちにイメージ出来ているようです。
イメージできないと・・・、
アワの一杯はいって縁がぎざぎざで綺麗・・・。
というまでで終わってしまうようです。


10arakawa674.jpg
縁際は割れています、その下には細かいヒビがはいっています。
それぞれが光を受けてクールに煌めきます。


洋食器にガラスだから涼しさを演出するという、
意識をもってデザインされたものを、
あまり見かけないのはそのためのようです。
この夏の暑さがあってこそ生まれた、
活かし楽しみたい感性だと思います。

                  甘庵


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