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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

西川さんのガラス 4 「技」

西川さんは造船関係の仕事をなさっていたことで、
とても金属にも近しいところがあって、
それは、ガラス作りの力になり、良い結果を見せてくれています。

西川さんのガラスの特徴に、
型を使う上手さがあります。
吹きガラスですから、溶けたガラスをパイプに巻き取って、
息を吹き込んで、形を作って行きます。
それが基本ですが、ちょっと工夫した型をつかうことで、
全く一人でなさっている割に、
大変形のバリエーションが多いのは、
その技のおかげだと思います。
その型のことを伺ったら、
全部自分で作るだけでなく、応用や流用や、
アレンジで作られることが多いそうです。
スクラップ工場に出向いて、
いろいろな金属部品やパーツを物色して、
その時に触発されたりイメージがわいた物を、
アトリエに持ち帰り、工夫したりアレンジして、
使える物が出てくるようです。

これは、金属への造詣が深くて、
事実加工や制作も出来るからこその技です。

nskw572.jpg


ガラスが隙間や穴に入り込んで、
形が面白くなるのを利用して、
モールと言われるひだや、
西川さんがアラレ模様といっている、
出っ張った水玉模様も、型を工夫し上手く使う技から生まれて来ています。

nskw570.jpg


さてこれはどんな風に型にいれたのかなー。と、
熱く粘りのあるガラスの動きを想像しながら、
“うつわ”をなで回して、楽しんでいるぼくです。

                甘庵

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