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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

コーヒー匙

茶葉を取り分ける匙を、茶匙といいますから、
これは、コーヒー匙。
茶さじは使い方によっては、
茶葉を粉にしていくばかりですので、
使い時のご注意をよくお話します。
押してすくうと、茶葉を痛めてしまいます。

10sajihashi0118.jpg
武井順一 茶さじ 山桜材 漆仕上げ
右から:大 3,990円×1 径6cm        
小柄長 2,625円×4 径4.5cm
小 2,625円×4 径4~4.5cm


煎茶道では、茶匙にあたるモノは、
大きな受けトイのような部分に、
茶入れから振り出すようにしているのは、
茶葉を痛めないための所作なのでしょう。

10sajihashi0117.jpg

話しを戻して、コーヒー匙。
これは有効だと思います。
豆でも、挽いた粉でも、
きちんと計ることにも、
ミルやドリッパーに入れるときにも、
浅いスプーンなどでは、
使いにくいものです。

10sajihashi0119.jpg
柄の裏側も外側に沿うように彫られていて、
指馴染みがよく短い柄でもつかみやすいんです。


オマケについているプラスティックの匙では、
コーヒーも嗜好の飲料なのですから、
すこし道具も楽しんで欲しいところです。

10sajihashi0120.jpg

武井さんのコーヒー匙は、
丸さといい、柄の形といい、
削り出した裏面の刃の後といい、
心惹かれる部分大です。
木目の美しい可愛い形の匙に仕上がっています。

             甘庵



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