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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

食器だけど嗜好品

秋が深まってくると、
冷たい飲み物より、温かい飲み物が欲しくなり、
お茶や紅茶の美味しさもましてきます。
お茶や紅茶を入れるのに使う急須やポットは茶器です。
茶器は、食器ではありますが、
同時に、嗜好品です。

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加藤財 茶横手急須平 9,450円 容積220cc

煎茶に使う急須は、古くは茶瓶(ちゃへい)と呼ばれた、
ハンドルが注ぎ口の後ろ側についているものや、
包瓶:ほうひん(宝瓶)といわられ持ち手のないものもありますが、
横手急須といわれるものが一般的な急須のイメージになっていますね。

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加藤財 茶後手急須肩衝 9,450円 容積140cc
村木律緒 白釉煎茶碗 1,570円


煎茶道とは関わりなく、
庶民が豊かになっていき、
家庭でお茶を飲むように(飲めるようになって)からも、
圧倒的にこの横手急須を使ったからでしょう。
その時に、茶碗(酒盃程度の大きさ)ではなく、
使っていた湯呑みに合わせるように、
大きくなっていったようです。

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加藤財 白横手急須肩衝 9,450円 容積160cc

茶器としての急須は、お茶を美味しく入れる、
もっとも大切な道具です。
銀花で長く加藤財さんの急須を進めているのは、
煎茶で培われたマニュアルはお茶を美味しくいただくには、
やはり最適だからです。
そこで、前後の所作は置いて置いて、
端正な姿や、注ぎ心地の良さは、
お茶を飲むだけではなく、
お茶を入れることを自然と楽しめます。

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加藤財 茶後手急須丸01 9,450円 容積270cc

本来の煎茶急須よりは、
平均的に随分大きく作っていただいています。
容積が150cc~180ccが中心ですが、
今回は200cc前後を多くしました。
それでも、はじめてご覧になる方は、
一般的な急須に比べてずいぶん小さいと思う方が多いようですが、
この大きさも大切なんです。

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加藤財 白後手急須肩衝 9,450円 容積200cc

いつもの茶葉を少し多めにいれて、
湯の温度を抑えめにして、少し時間を掛けて、
しっかり絞りとるように注いだお茶を、
経験していただければ、お茶好きならきっと、
味わい深さを楽しんでいただけるはずです。

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加藤財 茶横手急須筒 9,450円 容積200cc

ただし、煎茶器としての急須は、
姿からも想像できるように、
台所で他の食器と一緒のタイミングで洗うと、
事故のもの元です。
食器とは別のタイミングで洗いましょう。

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加藤財 茶横手急須丸02 9,450円 容積240cc

面倒とは考えずに、茶器の管理も、
お茶を入れるたのの準備であり、
茶器に触れ、観察できる良いチャンスと、
思えるようにしてみてください。
きっと愛情をもって、嗜好品の急須を洗えます。

               甘庵


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