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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

二度美味しい 箱だけど彫刻

武井順一さんは箱やふたものがお好きなのか、
毎回の個展には大小の箱やふたものが並んで、
「見て・触れて・開けて」を、楽しませてくれます。

10takei0605.jpg
女性箱 23,100円 ヒノキ・カツラ 拭き漆
W11cmD7.2cmH25cm(楕円箱W9.6cmD7.2cmH8.5cm)


今日は今回の個展から、
箱に装飾の女性像が乗っているのか、
女性像の台を箱にしているのか・・・。
機能として箱は見事に作られている上に、
女性像も小振りですが、
優雅で伸びやかな動きのある木彫に仕上がっています。
どこかのキャラメルのコピーではありませんが、
「一粒で二度美味しい」感の箱です。

10takei0606.jpg
見る角度で違う表情が楽しめて、
やはり木彫としての存在感を感じます。


女性像は、ヒノキ材で作られ、
箱部分はカツラ材から彫り出されています。
一木から作る事の多い武井さんですが、
2つの要素と機能を持つこの箱には、
材質それぞれの良さを活かして、
材種を選定しています。

10takei0607.jpg
無駄なく彫られた楕円箱の見込みは、
W7.5cmD5cmH5.7cmで、
フタの彫り分を合わせて内部の高さは6cmほどです。


画像が少し黒いのは、拭き漆の仕上がりから、
まだ時間が浅いからです。
この後、半年一年と急に漆が透けていき、
全体に明るくなり、木目も見えてきて、
それぞれの木肌や色合いを見せてくれます。
心豊かになって、使う事が楽しめる箱です。
           
                 甘庵



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