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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

両手で持ってちょうど良い大きさの鉢

今日ご紹介する山桜両手付器は、
今年の武井順一さんの個展の中では、
一番か2番目の大きさの鉢です。

10takei0579.jpg
山桜両手付器 50,400円
ヤマザクラ 拭き漆
W36cmH25.5cmH11.5cm


抱えるほどの大きくはないのですが、
両手でもっても、しっかりした重量感がある、
たっぷりしたボリュームの器です。

10takei0624.jpg
見込みは照明が映りこむほど艶やかな仕上がりです。

両手でもっても、
外側や取っ手の刃の後をなでても、
丁寧に仕上げられた見込みに触れても、
ヤマザクラの持つ緻密な素地や、
重量感と堅さを感じると同時に、
木材ならではの温かみや柔らかさも感じとれます。

10takei0621.jpg
凛とした美しいフォルムですが、優しい穏やかな表情も兼ね備えます。

堅い木と切れる刀とのと会話といっていい、
刃後が生み出す、緩やかでいてシャープな、
フォルムは美しくリズミカルです。

10takei0622.jpg
手がかりも良い、使い勝手の良いハンドルです。

木の塊から削り出した手は、
先日ご紹介したスープカップのハンドルとも共通する、
武井さんも特徴が良く出ている部分で、
この器の見所でもあります。

果物を盛っても、花を活けても、
サラダボールにしたり、
鍋の材料を盛る器としてつかったら、
本領を発揮することでしょう。
でも、普段は目に届くところの置いて、
このゆったりした存在感を、
触れることで楽しみたい器です。

              甘庵



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