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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

ふたものの醍醐味は開ける楽しみ

今日は武井順一さんの茶入れ2点をご紹介します。
画像ではわかりにくいかもしれませんが、
円筒ではなく、楕円筒に仕上げられている、
ヤマザクラとヒノキのそれぞれの材種を活かした茶入れです。

10takei0580.jpg
左のヤマザクラはフタの中心から放射状にしのぎ目が彫られています。
右のヒノキはリズミカルな刃後が心地よいテクスチャーになっています。


煎茶の保存を優先して、
プラスティックの密閉容器にいれて、
冷蔵庫や冷凍庫へ入れる方もいますが、
保存にはいいかもしれませんが、
嗜好品のお茶をいただくときの、
アイテムとしては、なんだか寂しい限りです。

10takei0648.jpg
上から見ると楕円筒なのがわかります。
見込みも深く、むだなく彫られています。


ゆったりした時間を過ごす時、
心穏やかにお茶を楽しむには、
お気に入りの茶器が大切です。
急須や土瓶や茶碗や湯呑みを、
自分好みにしたなら、
茶入れもぜひ自分好みに。

10takei_0516.jpg
山桜茶入れ 16,800円
ヤマザクラ 拭き漆
W9.8cmD9.2cmH10cm


この茶入れは、煎茶葉以外にも使えそうです。
紅茶や、コーヒーも似合いそうです。
そしてなにより、開ける感触が素敵なんです。

10takei_0649.jpg
山桜茶入れ 15,750円
ヒノキ 拭き漆
W9.8cmD9.2cmH10cm


木の塊を刳りぬいて、フタと身を合わせる、
印籠部分など丁寧に作られたふたものは、
手にして、開けるときに、
作り手のモノを作る姿勢や、
人柄まで分かる気がします。

ふたものを良く作られる武井さんの茶入れは、
使い勝手を考えた力強く使いやすいディテールと、
使う楽しみを大切にしたフォルムを、
兼ね備えていて、日々の茶事を、
心豊かなものにしてくれるアイテムです。

               甘庵



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