FC2ブログ

うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

渋さの中にある華やかさ

藤田佳三さんは、赤絵や安南手が人気で、
同じ絵付けでも、少し渋いためか、
古いファン方には人気ですが、
目立たない感じになっているのが、
絵粉引の器です。

10fujita0778.jpg

10fujita0777.jpg
絵粉引7寸鉢 17,850円
径21cmH6.5cm


甘庵個人としては、とても好きな器です。
粉引掛けの上に、鉄と銅の下絵が、
品良く、力強く描かれていて、
静かな華やかさを盛っています。

10fujita0779.jpg

茶や黒の線描はベンガラ(酸化鉄)で描かれ、
実や花の赤茶はタンパン(酸化銅)で描かれています。
安南手の絵の具の呉須や、
焼き上がった釉薬の上に描く赤絵のベンガラほどには、
筆が走りにくく、絵柄全体が、
素朴でいて、力で描く部分が感じとれて、
安南手や赤絵とはまた違う趣があります。

10fujita0780.jpg

食材や料理を選ばず盛り映えがして、
丈夫で使い勝手がよく、
使う事で少しずつ侘びて行く要素は、
器好きにはたまりません。

                 甘庵



ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。


人気ブログランキングへ工芸ブログランキングへ

にほんブログ村 美術ブログ 工芸へにほんブログ村

ご協力ありがとうございます。

テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
https://utuwaya.blog.fc2.com/tb.php/1862-21b668b0
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)