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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

気品ある普段器

本人はさほど堅苦しく考えていないかもしれませんが、
藤田佳三さんは、常々、作陶の糧になるために、
暮らしの中でもいつも勉強をしていると、
ぼくには映ります。

10fujita0816.jpg
左:安南手丼 5,775円
径16.5cmH8.5cm
右:安南手小丼 4,515円
径13cmH8cm


よく食べよく飲むのは、
器に盛られた料理に、盃に注がれたお酒に、
自分で接する事で、器の勉強をしているのです。
で、ちょっと食べ過ぎたり、飲み過ぎたり・・・。
まぁ~それも、授業料の内ということで。

10fujita0814.jpg
姿も美しく、気品あるたたずまいです。

話しを勉強のことに戻して、
銀花の個展中に東京に滞在していても、
知り合いの個展や、展示会や美術館へ出向いたり、
出会った器を求めたり、
時間を惜しまずとても活動的です。
それらは、全て糧にかっていっていると思います。

10fujita0818.jpg
1つずつ描く、丁寧でいて勢いのある筆遣い信条です。

また、教えることもなさっています。
自分のお世話になった学校で、
生涯教育の講師をなさっています。
そこには教師というより、
とても人間的な作り手の姿勢で、
教えられているのだと思います。
そのために、老若男女の教え子さんから慕われ、
今回の会期中にも、学校の枠とは別に、
乞われて講義をされていたり、
夜遅くまで盃を交わしたりと、
そこには全ての縁も、物作りの糧にしていく、
藤田さんの真摯な姿勢が見えています。

10fujita0819.jpg
小丼は絵柄違いがあります。

今日ご紹介している安南手の丼と小丼も、
日常的な、まさに普段器ですが、
気品と格が滲みだしていて、
深鉢であり、碗として、
見立てて使う事も楽しめそうな、
気位さえもっている仕上がりです。

             甘庵



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