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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

作る楽しさと手間と工夫

昨日銀花に来てくださった中條さんが、
お客様とお話しているの伺っていると、
細かい作業で手間がかかっているのことや、
ちょっと前に患った目のためにも、
あまり無理はできないのですが、
それでも、のんびり楽しみながら作っていることが、
言葉の節々から伝わってきました。

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ついつい、嬉しそうに作るときのポイントなどを話してしまい、
そんなご自分に気づいてしまうと、
ちょっと照れながら、「でも使いやすいですよ ぼくも使ってます」と、
話を締めくくっていました。

はい、ぼくも使わしていただいています。
中條さんの器はテーブルが、無理なく華やぐ感じが、
嬉しいですね。

中條さんの器は、まさに陶器で、
透明釉が施された素地の色合い、質感は、
土味そのままで、柔らかく、落ち着いていて、
品と格があります。

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この感じを出すには、
もちろんいろいろな工夫がなされているようです。
やはり柔らかめの質感を出すために、
平均的はやきものの焼成温度よりは、
低温のようです。
その分、長く焼くことで、芯までしっかり焼ききることは、
ぼくも長く使わせていただいていて感じます。
手持ちの軽い、柔らかい陶器とはいえ、
それでも自分で使っていて、
破損はまだありません。
それに、米のとぎ汁で煮たりしてませんが、
毎回使うたびに水や湯にくぐらせるだけで、
とてもよい感じに侘びできています。

chu696.jpg


これは店でつかっているコップと小皿です。
コップには貫入がはいり、高台の土味がより渋くなっている様子が見えますか?
小皿は、金彩のなかほどが少しすれてきています。

陶器醍醐味は、やはり使うことで変わる様を楽しむことです。
なんともいえない、土の器(土もの)の魅力です。

                         甘庵

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