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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

窯変を楽しむ その1

今回の光藤佐さんの個展の主な器は、
新しく気づいた穴窯の初窯作品が中心です。
ご覧頂くほとんどが焼〆ではなく、
釉薬の掛かった、絵唐津や刷毛目などです。
そのため、釉薬や土みせの高台などから、
炎の流れを想像できます。

11mitsufuji1370.jpg
刷毛目鉢 大 10,000円
径24.5cmH6.5cm


これがたまりません。
って、やきもの好きの甘庵に同調してくださるかた、
少ないかもしれないので、
解説してみます。

11mitsufuji1371.jpg

上の二枚の画像と同じ鉢を、
面の姿を、そのまま裏返した姿を、
合わせてみたのが下の画像です。
★印のところが同じポイントです。
11mitsufuji1373.jpg
見込み部分をみていただくと、
灰と釉薬が溶けてロクロ目にそって流れて渦を見せています。
白濁しているなかに、青く窯変しているところもあります。
高台の土みせ部分も、あたる炎の具合で焼け色が違います。



表の画像では、左上にかけて、
透明な灰釉が灰のケイ酸分で白濁して、
下に向かって流れています。
裏側は右下側が同じように流れているのが分かります。

この場合は炎の流れが、
←方向に流れていって、
灰が溶けた釉薬に降りかかり、
窯変の景色を見せています。

こうして、手にとった焼きものが、
窯のなかで、炎の力で表情を変える様を、
想像したり、土が焼けて釉薬と溶けあってはじめて、
やきものの本質の味わいが出てくるところが、
やきものの醍醐味であり、楽しむ趣です。
やきもの好きの甘庵としては、
ぜひ、この楽しみを、
手にとって体験して欲しいものです。

               甘庵



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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

コノ手の器は・・・

仰るように、本当は手に取って、
出会っていただくところなのすが、
遠方からご贔屓にして頂けるお客さまも多いので、
なるべく、ブログやHPで、
ご紹介したいと思っております。
ブログでは、甘庵好みのセレクトですが、
詳しくご紹介させてもらっています。
HPでは、なるべく詳しく見て頂けるようにと、
今年から画像サイズアップし、
企画展ほとんどの作品をご紹介しております。
今後ともよろしくお願いいたします。

気になるうつわ

一番気になった器なんです。
手にとって見たいなと・・・思います。

  • 2011/01/16(日) 10:15:16 |
  • URL |
  • oyaji様 #-
  • [ 編集]

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