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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

絵唐津の窯変

今日も雲ひとつ無い冬空の荻窪です。
日差しはしっかり差しているのに、
ぐーんと冷え込んでいます。
ニュースでも、強い冬型と流れていました。

個展にあわせて銀花に来てくれている、
光藤佐さんからアトリエの様子を、
「暮れから真っ白になり、出てくるときにも雪景色でした」と、
伺っていたのですが、今日のニュースを見ながら、
「帰るとまた新雪が積もっていそうです」と、
つぶやいていました。

さて、今日もその光藤さんの穴窯作品から、
絵唐津の鉢をご紹介します。

11_mitsufuji1319.jpg
絵唐津鉢  3,800円
径16.5cmH5cm


絵唐津は、唐津の土を基本にして、
鉄分を多くしたり少なくと調合を変えて、
焼き上がりの土色の変化を楽しんでいます。
唐津の土の質感をお伝えするなら、
砂っぽくってねっちりするという、
相反する個性のある土です。

11_mitsufuji1329.jpg
上の画像の高台をご覧ください。
土味や焦げ、緋色が楽しめます。


この土の個性を活かすロクロ挽きの話しを、光藤さんに伺うと、
「さりげなく、何気なく、止めるところで止めるのが、似合うと思う」と、
話してくれました。
このイメージは、甘庵の思いと好みに合致!!
う~ん、だからドキドキときめいちゃうんだな~。

11_mitsufuji1322.jpg
絵唐津鉢  3,800円
径16~16.5cmH5cm


鉄分の多い土やベンガラなどで絵付けをするので、
筆が走らないため、精緻な絵付けはしません。
まるで手を抜いたような、気負わない、絵付けです。
絵柄も、華麗なテーマではなく、
身近な草や花などのモチーフが中心です。
釉薬もシンプルな透明釉を施釉するだけです。

11_mitsufuji1330.jpg
土味の使うこちらの高台も、
炎の流れが見えたり、銀化した焦げが楽しめます。


釉薬と土がかみ合うまで、しっかり焼き切っている上に、
サヤ(焼くとに器が灰の影響を受けないように入れるいれもの)を、
使わず、穴窯を焚くときに舞う薪の灰が、
釉薬と溶けあったり、逆に溶けずにかせたりと、
窯変にとなって、楽しませてくれています。

今回の初窯の器のほとんどがそうなのですが、
絵唐津も、1つずつ挽き、1つずつ描き、
1つずつの焼き上がりになっています。
これはもう、器の善し悪しというより、
選ぶ方の好みで出会う、
手仕事の器の原点が、より濃く感じられる器ばかりです。

                 甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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