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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

刷毛目の窯変

「毎日青空ですね」と、
昨朝しみじみつぶやいていた光藤佐さんは、
昨夜の夜行バスで但馬の国へ戻っていかれました。
ニュースでは、まだまだ雪がしっかり積もっているようで、
「雪だど薪割りできなくて・・・」と、
早くも、次の薪窯へ意欲がみなぎっていました。

薪割り作業、数日続く窯焚きなど、
体力勝負の仕事は大変とは思いながら、
次の作品が待ち遠しいぼくは、
「次ぎどんな作品みられるか、楽しみにしてますから」と、
勝手に気楽に、激励してしまいます。

11_mitsufuji1333.jpg

さて、今日も薪窯の窯変の楽しみをお伝えします。
刷毛目の鉢です。
素地の土はほぼ同じですが、
気ままにロクロが挽かれ、
勢いのある刷毛目が引かれ、
さらっと施釉されて、
何気ない器ですが、
このさりげなさが光藤さんの目指している刷毛目。

11_mitsufuji1343.jpg

11_mitsufuji1347.jpg
刷毛目鉢  3,800円
径18cmH4cm~径18.5cmH4.5cm



とはいえ、数日間炎の中にさらされて、
じっくりと、芯までしっかりやかれ、
降った灰が釉に溶けあい変化し、
素地は炎の流れで焦げ、
温度が上がった炎は、
気体でありながらも抵抗を持つ流れになるため、
ちょうど、水の流れにもにて、
押す圧力をもって、
器を歪め、変形させます。

11_mitsufuji1344.jpg

11_mitsufuji1348.jpg
刷毛目鉢 3,800円
径17.5cmH6cm~径18cmH5.8cm


1200℃を優に超える窯のなかは、
高温の嵐のような状況です。
山のような薪をひたすら投げ入れて、
窯の中を縦横無尽に混濁する炎をつくり、
描かれた窯変は、意図された必然と、
窯の神様が生み出す偶然が、
織りなす美しい文様であり絵柄です。

           甘庵

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