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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

中條正康さん魅力 花の絵柄

楽しんで描かれた絵柄は、眺めていて飽きないばかりが、
盛りつけが遊べて、食卓を華やかせてと、
器と会話して使う喜びにあふれています。
今日はたくさんのバリエーションのある絵柄の中でも、
人気のある花の絵柄をご紹介しようと、
はしから花の絵柄の器を撮影しはじめると・・・・、
その多いこと、これは一回ではご紹介できない。

第一弾として、今日はそろそろ咲き出しそうな、
椿をご紹介します。
画像がご覧になれない方には、
ちょと申し分けないのですが、
画像中心にしたお話になります。

tubaki5D722.jpg


tubaki721.jpg


最初の椿絵は飯椀と湯飲みです。
枝や一部の葉を描いている茶は鉄の下絵。
白椿は化粧土、紅椿は赤絵、葉の緑は上絵です。
多色が使われているのに、配置や使い方のバランスもよく、
また、どの色も少し落ち着いた色のために、
大人の色調で品よく収まっています。

tubaki726.jpg


tubaki716.jpg


この3寸と4寸の皿は同じ構図ですが、
蘂(しべ)の上絵の色が、ゴスの下絵と赤絵と違います。
同じようは色使いの鉢は黄色の蘂です。
緑色の背景から浮き出るデフォルメされた白椿は、
甘い香りがただようようです。

tubaki720.jpg


この3.5寸皿は金彩の華やかさと、
鉄の下絵の渋さとの対比が、
「綺麗寂び」といった表情になっています。

tubaki723.jpg


この半筒向附けも、化粧土の白さの上に、
鉄の下絵で描かれてた、いわばモノトーン器ですが、
ちゃんと色が見えて来てしまいます。

tubaki725.jpg


こちらは絵替わりの角向付けの見込み絵です。
可愛らしくて、
春の色合いが感じられます。
四角い器が額のようで、中程に配置された白化粧のキャンバスに、
線彫りした線描きと、緑と黄色の上絵と赤絵で、
気持ちまで華やぐ仕上がりになっています。

と、同じ手法でも器が違うことで違う表情が見えますが、
代表的な椿をご覧いただきました。
器としえ料理と競演しながらも、
器だけでも十二分に絵柄の鑑賞を楽しめる仕上がりになっています。

あなたはどの椿にひかれましたか。

               甘庵

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