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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

中條正康さん魅力 動物の絵柄

器と近づく手だてに、
自分の好きな図柄を選ぶというのも、一つの手段ですね。
今日は昨日の「椿絵」に続き「動物絵」をご紹介します。
皆さんの気に入った動物いるかな?

デフォルメされたデザインとはいえ何だろうと、
疑問を中條さんにむけたところ、
「空想の動物」という答えも。
そうなんです。
ウサギや山羊でも、
ウサギや山羊ではなくてもいいし、
もしろ誰かに似てる?っていうくらいに、
表情や動きやが見えます。
そのあたりを楽しんで見てください。

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金彩の角のある動物が平原を伸びやかに走っています。
風を切る音や、蹄の音まで聞こえそうです。

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月にウサギというおきまりの組み合わせですが、
ウサギの笑顔についつい微笑を誘われてしまう。
そんなあたたかな図柄です。

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同じ月とウサギでも、
こちらは、どこか憂いや哀愁を感じる静かな情緒ある図柄です。

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「月橋3.5寸皿」のこの図柄は、
川面に浮かぶ小舟の中の2匹のポーズや、
櫂の位置が、よく見ると少しずつ違うんです。
友人がこれをみて、「アニメのカットみたい」って。
そう確かに。
そのためにコマ送りのように動きがあるんですよ。

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この人の顔した山羊らしき・・・?
そうそう、一時にぎわした「人面」系の顔つきが、
こちらに睨みをきかせています。
しかも、カップの左右に、
体左右の側面描かれていて、
尻尾でつながるという不思議な図柄。
ぼくはこれを「山羊の展開図」とあだ名で呼んでいます。
早々、よく見ればソーサーは池に見立ててアヒルのような水鳥が・・・。

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このカップにはこのにんまり笑った猫ちゃんは、
隣にある2尾の魚のせいかな?
裏側に鳥が描かれていて、そばには虫がいます。

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走るウサギ「脱兎」の図なのかな?
最近はやりの映画の「ALWAYS三丁目の夕日」の世界の頃になりますが、
家に初めて来た車が四角い「DATSUN」ででした。

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こちらは、のどかなたたずまいのポニーらしき動物君が、
草をはみながらあたりを見回しているように見えます。

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最後に両生類ですが、柳に蛙の図ですね。
風で揺れる意地悪な柳の枝に、
何とか飛びつこうとがんばる、あきらめない蛙君。
これ飯椀ですから、ダイエット目標の戒めにいいかもー。
いえいえ、なかなか立ちゆかない銀花の運営努力の支えに、
僕が使おうかな?

動物たちのどれにも、動きや独特の表情があって、
楽しくなる器ばかりです。
ちょっとした、気分転換や、アクセントや、アクセサリーのように、
食卓で使われたら、心が和み、微笑んでしまうのではないでしょうか。
心のない人々が多く、いやなニュースが流れてきます。
それで、いつも持っていたい心のゆとりで遊ぶ器です。

今日はオフのぼくも、ランチを中條さんの三匹に魚の皿に盛りつけてみよう。

                 甘庵

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