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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

荒賀文成さんの肩腰

物の形を、人の体の部位になぞらえられるは、
多くのものでもみられることですが、
器に関しては、特にわかりやすく、
言い得て妙なくらいに擬人化出来る物まであります。
今日もそんな体になぞらえる、
荒賀文成さんの器の肩と腰のお話しです。

11_araga_2567.jpg
粉引ミニ壺花入 6,300円
左:径10cmH13.5cm
右:径11cmH11.5cm


荒賀さんには、粉引を生み出した李朝の血が、
少し流れているようです。
といっても、李王朝と言うわけではないのですがね。
でも、血をたどると、
名をなした絵描きさんがいたりという、
血筋だそうです。

11_araga_2563.jpg
粉引土瓶 12,600円 容積480cc
真鍮のハンドルも荒賀さん制作です。


本人はやきものを仕事とした後になった、
少しそのことを意識しだしたと言っていましたが、
ぼくから見た、荒賀さんの器の姿形には、
「血は争えない」というイメージが浮かぶ、
無理して作り出したのではない、
フォルムに思えます。
とくに、フォルム全体の骨格といっていい、
肩腰の線には、そう思わせるものが、
確かに存在します。

11_araga_2564.jpg
粉引徳利 6,300円
左:径9cmH15cm
右:径9.5cmH16.5cm


伸びやかな張り出しの肩と、
自然なしまりの有る腰。
この姿が無理なく生まれるには、
ロクロをしっかり習得した、
荒賀さんの手が有るからこそです。
無意識の中から挽きだされてこそ、
流れているDNAの力が表出していると、
甘庵は、思っています。

              甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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