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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

花鉢

野波実さんの器や作品には、
「花」と言う文字が入っているものが多いんです。
花器や花生、掛け花入れなどは、
花を活ける器そのものもが多いのは、
花好きの野波さんらしさですが、
それ以外の鉢や湯呑みにも、
「花」の字が見られます。

11_nonami_3158.jpg
青白磁花鉢 3,500円
径14.5cmH5.5cm


器そのものが花をモチーフにしているためです。
ただ、甘い姿でもメルヘンでもなく、
花の持つ、人を和ませる力を、
器で、やきもので、
少しでも表現出来たらと、
そう思われていると、
甘庵は勝手に思っています。

11_nonami_3159.jpg
青白磁は受ける光で表情を変えます。
青や緑が濃く見えて青磁に近づくことも、
淡く白くなり白磁に近づくこともある釉調です。


ご紹介している「花鉢」も、
そんな「花」の器の一つです。
サイズといい、スタッキングの良い姿といい、
日常の中で使われやすい器で、
花の造形を取り入れています。

11_nonami_3157.jpg
ゆったりとしたたたずまいの鉢で、
向付としてもつかえる気品を持ちながら、
日常の惣菜からデザートまで似合う、
懐の広い器です。


古くから「輪花」という、
器の縁を削ったり変形させて、
花弁をデザインした縁取りがあります。
その延長と思っていただいてよいのですが、
縁は花弁型に少し変形させるだけで、
野波さんらしいシンプルで気品ある輪花に調えています。
そのかわり、使い手だけが楽しめる高台を花弁型に、
高台内を蕊を思い描ける削りで仕上げています。

日常の使い勝手の良さをふまえつつ、
心和む気品をもった花鉢です。

              甘庵



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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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