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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

たっぷりした鉢

大鉢ではなく、一人ずつのたっぷりした鉢は、
夏のご馳走にぴったりです。
麺類、夏野菜、刺身やたたきを、
たっぷりの氷水をはるにも、
ゆったりした盛りつけや、
氷りを敷いたりできるゆとりがあります。

11_cool_3325.jpg
山口りえ ブドウ文輪花鉢 5,040円
径20.5cm 高さ7.7cm


山口リエさんのブドウ文輪花鉢は、
このイメージにぴったりで、
盛りつけを引き立てるバランスの良い絵付けと、
気品のある輪花に仕立てられたの鉢です。

11_cool_3326.jpg
見込みのブドウは呉須(青)で描かれたまだ青いブドウで、
脇のブドウは鉄絵(茶)で描かれ熟したブドウになっています。


薄く軽めに挽かれた本体は、
銘々の鉢として、手に持つ場面にも、
使い勝手への優しい配慮です。

11_cool_3327.jpg
大きめの高台なので、いっしょ盛りの鉢につかっても、
安定がよく、少々の箸使いでも心配無用です。


美しい姿を崩すことなく、
大きめの高台は、安定感があって、
器としての機能が高いデザインです。

たっぷりした鉢にゆったり盛りつけることは、
料理を美しく、美味しく見せると当時に、
涼しさを呼ぶことにもなるでしょう。

             甘庵



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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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