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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

楕円皿の魅力

武井順一さんの器は、
皿も鉢も丸ではなく、
楕円皿や楕円鉢がほとんどです。

11_takei_4460.jpg
桜長皿 25,200円 桜 漆仕上げ
W50.5cmD20cmH2.8cm
サラダサーバー 組12,600円
山桜 漆仕上げ L=30cm


それは、木地轆轤や機械加工では作りにくい、
手作業で削り出すからこそ、
無理なく加工できる姿だからです。

事実食卓にも、身の回りでも、
楕円の皿や鉢は少なく、
しつらえに変化ができます。
しかも日常の使い勝手もよく、
盛りつけの楽しさがあり、
一つあると何かと重宝される器です。

11_takei_4461.jpg
皿の見込みは刃後を楽しむさざ波のような仕上げ彫りが綺麗です。
サラダサーバーは柄の部分には遊び心の関節があります。


木の肌を活かすために、
木目が見れて、使い勝手も良い、
摺り漆を施してあるので、
普通の食器と同じ感覚で使っていただけます。
洗うのも他の食器と同じです。
柔らかいスポンジなどに、
中性洗剤で洗ってください。

木に塗装なので堅いもので洗うのは避けてください。
金属タワシや片面が堅くなっているスポンジも、
気を付けてください。
キズがつくか、漆の塗膜が早く摺り減ります。

目安として、手の甲の部分を擦って、
痛いものでは洗わないようにしましょう。

11_takei_4462.jpg
裏面腰まである、リズミカルで力強い削りあとを、
楽しめるのは、洗うオーナーの特権です。


後は陶器などと同じで、
使うほどに、馴染み、
木目が際だったり、
肌が渋くなってきたりと、
使っていく楽しみを味わえます。
それでも、何年も使いこめば表面が、
摺り減ることがあります。
その時には、お預かりして、
表面を調整してから、
もう一度漆をかけると、
綺麗になってまた長く使えます。

木の樹齢と同じ年月を、
使ってあげることで、
その間に森は再生するサイクルに、
日本の匠たちは身を置いていたと思います。

長く使っていただける、
木の器を目差して、
魅力のある楕円皿が生まれました。

          甘庵



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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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