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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

目あと

やきものを手にとり楽しむ時、
土や釉薬や窯変などの、
見所を景色といいます。

12_mitsufuji_0158.jpg
粉引片口鉢 5,000円 径17cmH5.5cm
見込みの目あとは釉も化粧土も掛からない土がみえています。


そんな一つが”目あと”です。
焼く時に使う道具から生じる、
名前の通りに目の跡です。

12_mitsufuji_0159.jpg
片口の高台の畳付に、炎にあたらなかったのが見える、
五つの目あとが残っています。


光藤佐さんの穴窯作品には、
景色のための目あとというより、
灰が舞う窯のなかで、
少しでも多く焼き上がるようにと、
行うための目を立てるため、
自然に目あとがのこります。

12_mitsufuji_0156.jpg
絵唐津6.5寸鉢 6,000円 径19.5cmH6cm
見込みには重ね焼きした、目あとと高台の土から干渉された、
赤味がかった窯変がみえます。


容積を稼ぐために、
器と入れ子にして焼く時などには、
器同士が付かないように、
溶けた釉薬や灰で棚板に付かないようにと、
緩衝材として、土や砂などを挟みます。
見込みや高台のこの跡が目あとです。

12_mitsufuji_0157.jpg
まだ高台には、目あとにつかった土が、
食い込んで残っているカ所があります。


ほとんどが、かせた肌や、土肌で、
使いこんでいったときに、
侘びて行くことが多く、
見所、景色として楽しみます・・が。

綺麗で均一を由とすることが、
美の基準になっていると、
なかなか理解されにくくなってきている、
和の美意識なのかもしれませんね。

少し残念に思えてしかたのない、
うつわ好きの甘庵です。

             甘庵



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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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