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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

緑も黒も鉄の発色

焼きものの色合いは、
金属によって色々な彩りを見せます。

手仕事の焼きものは、
木の灰から作る釉薬や、
土との相性や、金属の絵の具の絵付けが、
高温の焼成の窯の中で、
やきものとして生み出されるため、
どれをとっても、一つずつの顔つきになり、
それぞれの楽しい見所になります。

12_kubota_0928.jpg
灰釉鉄絵盛り皿 4,000円
径21cmH4.5cm


久保田さんの器は、
鉄を絵の具としてつかったり、
鉄分を含んだ釉薬を多く使われています。
この鉄は、地球上に一番多い金属で、
身の回りにも多い金属ですが、
黒、茶、黄、赤、緑を発色して、
焼きものにもたくさんの使われています。

12_kubota_0929.jpg
裏面も描かれた鉄が釉薬とかみ合って、
黒から茶、黄色、緑と美しい色合いを見せています。


ご紹介の鉢の緑と黒も、鉄から引き出された色です。
釉薬の中に含まれている鉄分が、
還元炎(酸素が少なく燃料が多い焼成状態)で、
緑の釉薬になります。

12_kubota_0935.jpg

縁の黒と、釉に絡んで流れた、
黒から茶への色合いも、
鉄から生み出した絵柄です。

12_kubota_0930.jpg

この器の色合いが生まれるために、
しっかり焼かれてこそ引き出されました。
結果、使う立場にとって、美味しそうで、
飽きのこない、汚れにくく、
使いやすい普段使いの良器です。

               甘庵



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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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