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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

干物ではなくヤキモノですが"ひらき"です

今日から久保田信一さんの個展後半です。
会場からご紹介するのは、
木灰で調合された灰釉を施し、
しっかり焼かれて綺麗な緑が発色している、
久保田さんらしい灰釉板皿です。

12_kubota_0966.jpg
灰釉板皿 3,800円
W27cmD11cm


板皿の多くは、タタラ呼ばれる、
塊の粘土はから均一の厚みに切り取られた、
粘土の板を、簡単な型などで成形する、
タタラ作りですが、
これは、ロクロで作りました。
というより、ロクロで挽いてひらきにしました。

12_kubota_0967.jpg
ロクロの回転が生み出した動きが、
灰釉溜まりの緑を引き立てています。


この板皿の短辺分の高さで、
長辺の長さを3.14で割った直径の、
円筒形を引き出します。
*正確には、焼いて縮む分大きく作っています。

この筒型の花入れの底を抜いたような、
円筒形を縦に切って開いたものが、
この皿の基本系です。

12_kubota_0968.jpg
裏面の土見せ部分は、ロクロ目がより分かりやすくみえます。

ディテールを見て頂くと、
長手方向へロクロ目が見えて、
その様子が想像できます。
これはもう、冴えたロクロの技ゆえの、
ヤキモノの"ひらき"です。

          甘庵



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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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