還元炎で焼かれたか、
長くきっちり焼いた器が中心です。
せめ焚きともいわれる還元炎は、
昔は薪を攻めるように焚き入れ、
現代では、ガスや灯油などの焼成燃料を多くし、
酸素のすくない状況の炎で焼成することです。

手前:緑釉鉄絵盛り鉢 4,200円
径18.5cmH6cm
奥:緑釉鉄絵盛り鉢 5,400円
径20cmH6.5cm
還元焼成の器は、
素地か良く締まり、
釉薬と素地かかみ合い、
丈夫で汚れにくい器が出来上がるからです。
クオリティの高い普段使いの器を、
念頭において作り出している、
久保田信一さんの器も還元焼成が中心です。

長石釉縞柄碗 2,400円
径12cmH5.5cm
燃料を一杯使うと言うことは、
今時流のエコには、一見反するようですが、
実はエコになると甘庵は思っています。
量産され、使い捨てとは言わないまでも、
愛着なくつかれる器ではなく、
納得がいって、毎日使う身近な器として、
選らんでいただければ、
ほぼ一生のお付き合いになり、
もしも次ぎの世代に受け渡しできれば、
ほぼ永久に使い続けてもらえることになります。

灰釉鉄絵小鉢 2,400円
径14cmH5cm
サイクルの長い器を作ることで、
人の営みとして、使うエネルギーを、
長い時間、高い使用頻度で割れば、
とてもエコな器ということになります。
また、長く飽きずに使われる器は、
盛り映えし、料理を楽しく美味しくいただけ、
使うことで心が豊かになる器です。
心の糧も長く得られる、
とてもお得な器ということになります。
甘庵
ランキングアップは皆様のクリックがたよりです。
励みになるのでよろしくお願いいたします。

人気ブログランキングへ

にほんブログ村
ご協力ありがとうございます。