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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

ノリはカワラケ皿ですが

荒賀文成さんの新しい試みとして、
今年の個展に届いているのが、
炭化焼き〆のシリーズです。

12_araga_1225.jpg
焼き〆5寸皿 3,150円
W15cmD14.5cmH4cm


一見する感じでは、まるでカワラケ(土器)です。
縄文土器や、弥生土器のような、
あるいは、由緒正しい古い神社で使われる、
カワラケのような色合いと質感の土肌です。

12_araga_1226.jpg
焼いた餅の焦げの色合いが違うように、
炭化焼〆の焼き色もそれぞれ一つずつです。


伝統技の残る和食の世界では、
時折登場しますが、
カワラケだと低温焼成のために、
壊れやすく、また食べ物が染みこんだりしてしまいます。

12_araga_1227.jpg
さりげなく歪ませてあっても、重なりは良く、
収納性が高いのは嬉しい仕事です。


そこで、土味の豊かな器でありながら、
現代の暮らしのなかでも使い勝手の良い、
焼き〆を目差して、陶器土ではなく、
吸水性の少ない半磁器土で作り、
モミガラで炭化して景色を付けたそうです。

12_araga_1241.jpg
水を打つとひ表情がしっとりと一変します。

水をはって試して見ると、
カワラケ(土器)のように盛ることもなく、
濡れた表情は美しく変わり、
釉薬がない分を考えてあらえば、
汚れが染みつくようなこともない器です。

12_araga_1242.jpg

夏の器として十分濡らして涼しさをもてなしたり、
四季折々の伝統の祀りを意識したときなど、
古くて新し演出を食卓で楽しめます。

               甘庵



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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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