今日のブログでご紹介するものを、
取り鉢か花器で迷いましたが、
新しい仕事の銀彩の壺にします。

銀彩壺 50,000円 径20cmH28cm
会期中のブログのなかでも、
野波さんの花好きを、何度かお話ししましたが、
花器も多く手がけていて、
小さいものは、縦横5cm前後のモノから、
ご紹介している壺より大きなものまで、
多様な花器が届いています。
そんな中でも、独特の存在感があります。

小花器・小壺各種 2,000円〜2,600円 径5~7cmH6~7cm
白磁面取り一輪差し 3,000円 径6.5cmH12cm
途中で繋いだ、長閑な形の壺なのですが、
全身に銀彩が施されて、
銀色に煌めいています。

素地がざっくりした肌合いで、
施釉もマット白磁なので、
銀彩がぎらついたり、つるピカと言う感じがなく、
銀箔を貼った、張りぼてみたいな・・・。
いえ、悪い意味ではなく、
また、軽々しい感じもなく、
不思議なくらいに、温かみのある壺です。

全体のフォルムも、口作りも、
無機質ではなく有機質というか、
フィギア的ではなくぬいぐるみ的というか、
壺自体から息づかいを感じとれそうです。
そんな壺ですが、花をすんなり受け入れ、
盛り立て、活かす、実用実力派の壺です。
加えて、大きさと制作手間と材料を考えれば、
価格も大変良心的だと思います。
甘庵
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