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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

意外な夏のうつわ

焼き締めといわれるヤキモノは、
分類でいうとせっ器になり、
釉薬をかけなくても、焼きしまれは、
もれることのない素地のヤキモノは、
アースカラーそのものの土肌が見えることからか、
秋や冬の器をイメージする方が多いようです。

12_zansyo_0356.jpg
鶴見宗次 8寸皿 8,400円 
径24cmH4cm


もちろん秋や冬にも重宝し、
温かみさえ感じ取れるのですが、
一番の出番は、実は夏なのです。

ガラス器を身近で使えるようになるまでは、
焼き締めの器を、どっぷりと水に浸して、
清流の苔むす岩は、水を打った露地と同様に、
濡れた土肌から涼感を感じ取る感性を、
皆がもっていて共感できたからなのでしょう。

12_zansyo_0368.jpg
鶴見宗次 角皿中 8,400円
□24cmH5cm


実は、実際に水に濡らした焼き締めの器に盛りつけた、
冷たさや涼感がご馳走の料理をみると、
今も多くの方が、自然に感じ取れることなのですが、
伝統の懐石料理や、料理店などでは続けられていても、
その習慣が薄れてしまっている暮らしでは、
そのチャンスがありません。

12_zansyo_0365.jpg
鶴見宗次 飯碗 2,940円
径12cmH6.5cm



ぜひ、お手持ちの焼き締めの器を、
十分水に浸して、カルパッチョでも、
冷製パスタでも、夏野菜のサラダでも、
盛りつけて試してみてください。

ガラスの鉢や皿とはまた違う、
しっとりとした涼感を楽しめるはずです。
和の文化から生まれた感性を、
失わずに受け継いで行くことは、
身近な食卓にも大切なことだと、
うつわ屋甘庵は思っております。
 
           甘庵



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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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