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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

土あそび火あそび

今年の光藤佐さんの個展には、
焼き締めの花器が例年より多く届いています。
そして、そのどれからも感じるのが、
楽しさです。

13_mitsufuji_0568.jpg
伊賀花器 40,000円
W15cmD6cmH13.5cm


光藤さんの薪窯は、
穴窯といって、内部が一房(ヤキモノを並べる室)の窯です。
時代的には進化形の登り窯は、
複数の房が連なる構造で、
ヤキモノを熱効率良く焼く工夫でできました。

13_mitsufuji_0569.jpg
上の花器の反対面です。強い炎で出た土肌にクラックが、
力強い表情になっています。


では、なぜ効率の落ちる穴窯かといえば、
炎の流れるさまが均等ではなく、
能率からいえば、欠点でありながらも、
それが景色としての魅力に勝るからです。

13_mitsufuji_0677.jpg
伊賀花器 40,000円
W11cmD8cmH24cm


この穴窯でこその、
炎と土の景色が最大限に楽しめるのが、
焼き締めです。

炎で焦げたり、カセタたり、
緋色がみえる土肌や、
薪窯だからこその灰が溶けて、
緑から茶など彩りや、
火力で、溜まったり流れた自然釉。

13_mitsufuji_0678.jpg
上の花器の反対面です。火裏らしい土の緋色が綺麗です。

これらの景色は、
一つと同じモノはなく、
想像は出来ても、
思ったようにはいかない、
土を炎の表情です。

大量の薪割りや、
数日焚き続ける窯焚きは、
過酷な作業なのに・・・、
楽しんでいます。
だからこそ、そこには楽しさを感じ取れます。
光藤さんの土あそびと火あそびです。

             甘庵


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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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