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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

自分好みの湯呑みを選ぶ 1

自分だけの湯呑みを持つことは、
楽しい和の習慣です。
開催中の自分の器から、
鉄絵や染め付けで絵付けされた、
湯呑み3種をご紹介いたします。

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村木律夫
魚文湯呑み 3,000円 径7.5cmH7.5cm

加藤財
緋だすき急須 10,500円
容積300cc


村木律夫さんの魚文湯呑みは、
弁柄と呼ばれる酸化鉄の絵の具で、
大まかな魚のシルエットを気泡を描き、
先の尖ったヘラなどで掻き取り、
ウロコやエラを際だたせて、
立体感と動きのある絵付けにしています。

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井上奏
絵粉引湯呑み 1,600円 径8cm7.5Hcm
加藤財
緋だすき急須 10,500円 容積300cc


今回銀花初登場と言って良い、
井上奏さんの湯呑みも同じ鉄絵で、
筆の走りと鉄の滲みを活かした、
トラッドな手法です。
黒と茶から黄色までの、
グラデーションを楽しめます。

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山口りえ
ふき文湯呑み 2,940円 径7cmH8.4cm


もう一種の染め付け湯呑みは、
山口利枝さんの石蕗文湯呑みです。
力のある呉須の線描と、
ダミといわれる薄めた呉須で塗りつぶしで、
墨絵に近い青色の濃淡で、
多彩な絵柄に仕上がっています。
腰に巡らせれた石蕗の葉と花が、
素地の白を活かしながら一巡する、
表情の変化を楽しめます。

自分好みの湯呑みで、
頂く一服のお茶は、
心も潤してくれます。

        甘庵



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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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