うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。
寺山光廣さんの個展から、
日常で使ってみたい鍋を2点ご紹介します。
銅鍛造片手鍋 39,900円
径14.9cm高さ6.8cm 3カップ木の柄の鍋は、煮物焚き物など、
汁のある料理を基本に使うための鍋です。
銅鍛造片手鍋 47,250円
径14.1cm高さ80cm黄銅の柄の鍋は、炒めものなどにも使える、
汁があってもなくても使える鍋です。

寺山さんは、よそ行きではない、
日常使いの銅鍛造鍋を基本に、
銅を鎚ち続けています。

そこには常に、
使う立場で作る姿勢がみられます。
形が鎚ち上がってからの、
仕上げの鎚ちの手間を、
かなり掛けていらっしゃいます。
見込みの鎚目を消す手間は、
鍋底をなでる時に抵抗感も少なく、
錫引きを長く持たせ、
使った方こそがわかる、
心地よさに繋がっているのでしょう。
甘庵
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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術
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プロフィール
Author:うつわ屋甘庵
器好きが高じて 器屋の主になり
気が付けば40年が過ぎ
いつまでたっても大人げなく
首をかしげる器の情報には
ついついむきになった物言いになり
器好きゆえとはいえ
いたらないさに反省しつつも
器の魅力を発信できればと
日々つぶやいております
mail:ginka@kan-an.com
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