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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

光藤さんの粉引

定番のなっている粉引の鉢や飯椀やマグなどは、
良く焼き切った粉引で、特別な気遣いの必要なく、
日常の器として使っていくと、
実に良い感じに仕上がっていきます。
そうなんです。
丈夫ですし、使い込んでこそ、
良い感じに仕上がっていきます。

窯から出て完成ではなく、
可愛がってくださる方の使い方で、
それぞれの表情に仕上がって行くところが、
粉引の醍醐味です。
そのときに、ちょっと使って真っ黒では、それは汚れです。

使い始めのうちは、使うごとに水やお湯をくぐらすぐらいの優しさはほしいのですが、
それも、頻度高く使って頂けるなら、
はじめの一月もすれば十分です。
逆にあまり使わないようなら、
その度ごとに、くぐらすようにしてくださいね。

とはいえ、極端に神経質になることではありません。
ともかくいっぱい使って頂くほどに、
しっとりとした肌合いになり、照りが落ち着き、
侘びた良い表情になっていきます。

kohiki06.jpg


右は店で10年ぐらい使った物、左は今回の作品。
土や釉薬は少しずつ変わっていますが、
それより、画像ではわかりにくいかもしれませんが、
使った右の表情はしっとりとしています。

良く焼き切った、日常の粉引だからこそ、
使うことで完成していく光藤さんの粉引は、
品と格も持っています。

               甘庵

テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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