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うつわ屋のつぶやき

うつわ好きの甘庵が、やきもの・吹きガラス・漆器などの、四季折々の身近な和食器を使う楽しさをお伝えします。荻窪銀花で催される企画展の器をご紹介し、使い方から、作り方、作り手のことなど、毎日お伝えします。

一つは欲しい“うつわ”片口

片口が好きだとおっしゃる方は、多いと思います。
ぼくもその代表です。
まず、食卓で色々使えるからということが強みです。
形として特徴の口は、本来の目的の酒や醤油を注ぐためです。
でも、その非対称形のもつ方向性のある形が、
なんとも、心をくすぐるのではないでしょうか。

形からくる、ユーモラスな造形や、
有機的な形は、その口に鳶口などという名もあるように、
生き物を感じさせ、“うつわ”のなかでは、
ペット感覚で親しみを覚えてしまうのではないかと、
そう思っています。
ある時期何でも「かわいいー」と表現することが、
浸透してきたときに、そこそこの年齢の女性が、
片口を手に取り「かわいいー」
いつもなら、「むかっ」っとくる、
頑固オヤジを自負しているぼくも、
「でしょー、かわいいですよね」と、
口走ってしまいました。うーん。

少し口が広ければ、料理を盛りつけても由。
格好だけでなく、しっかり切れのいい片口なら、
贔屓の酒の色を楽しみながら姿形を肴に晩酌を。
(頑固オヤジのぼくは、切れの悪い物は片口と表記させない。
それらは、片口鉢でデザインで口に付いた“うつわ”ということに)
片口は多目的な“うつわ”なのではなく、
見立てたり、しつらえの楽しめる“うつわ”です。
注ぐ目的をしっかり果たしてこそ、そのための生まれた形が、
個性ある魅力となる“うつわ”です。

と、相変わらずの融通が利かない頑固オヤジの理屈です。
今夜はちょっと涼しげに、ガラスの片口に氷りを入れ、アイスペールに。
ロックで飲み出して・・・氷が溶けてきたころには、
酔いもほど良く、つめたい水を注いで水割りに変えてみるのが、
ぼくのパターン。
              閑庵

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テーマ:工芸 - ジャンル:学問・文化・芸術

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